慰謝料 

交通事故の慰謝料には、

①自賠責基準

②任意保険基準

③弁護士(裁判)基準

という3つの基準があります。



自賠責基準 

1)全治療期間(入院期間+通院期間)の日数 2)実通院日数(治療期間中に実際に通院した日数)×2の日数 上記1)と2)を比較して少ない日数が基準日数として適用されます ※2)で「×2」をするのは、2日に1回の通院が最適とされる為



【治療例1】

整形外科で痛み止めの薬と湿布を処方されて週に一回、合計12回通院した場合の慰謝料(整形外科のみの通院)

全治療期間90日間(3か月)で12回の通院

12回×2=24日

90日>24日

基準日数は24日になります

24日×4200円=100800円

【治療例2】

整形外科には週に一回の全12回

整骨院で患部に対する直接的な施術を受けるために週に3回全36回

合計48回通院した場合の慰謝料

(整形外科と整骨院の併用)

全治療期間90日間で48回の通院

48回×2=96日

90日<96日

基準日数は90になります

90日×4200円=378000円

※「治療例2」の方が治療も慰謝料も十分に補償されていることがわかりますね
交通事故でのケガは我慢せずしっかり治療しましょう


任意保険基準 

※慰謝料額が120万円を超えてしまった場合は、任意保険の適応となるために計算方法も任意保険基準となりますので、場合によっては減免される場合もあります

任意保険会社が被害者と示談交渉をするときにあてはめてくる基準です。明確な決まりが公表されているわけではなく、各任意保険会社によってまちまちですが、だいたいの相場があります。

任意保険基準による慰謝料の金額は、自賠責保険基準よりは高額になりますが、弁護士・裁判基準よりは低くなります。



裁判所基準 

弁護士が示談交渉をする場合や、裁判をするときに採用される基準です。

弁護士・裁判基準を使って計算すると、他の基準によって計算する場合と比べて慰謝料が2倍や3倍以上になることもありますので、交通事故でなるべく多額の賠償金を請求したい場合には、弁護士・裁判基準を使って計算してもらうことが重要です。


弁護士費用特約に加入していると、弁護士費用のご自身のご負担は実質ゼロ円で弁護士に依頼出来ると知っていますか?

交通事故の被害にあってしまったとき、弁護士報酬がネックになり損害賠償ができないということを防ぐために加害者や相手先の保険会社に損害賠償請求をする際の弁護士報酬を被害者が加入している保険の特約でカバーするというものです。

保険会社によって、「自動車弁護士費用等補償特約」とは、「弁護士費用補償特約」などと若干名前は違います。

 

300万円程度の額まで負担されていることが多いです